小児矯正ってどんな装置を使うの?
- 2026年1月5日
- 未分類
小児矯正の「床矯正」とは?|取り外しできるあごを広げる矯正治療
「床矯正ってどんな治療?」
「ワイヤー矯正と何が違うの?」
小児矯正の相談で、保護者の方からよくいただくご質問です。
床矯正は、成長期のお子さまだからこそ行える矯正治療のひとつです。
今回は、床矯正の仕組み・メリット・注意点について、
分かりやすく解説します。
床矯正とは?
床矯正とは、
取り外し可能な装置(拡大床)を使って、あごの幅を少しずつ広げる矯正治療です。
主に、
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上あご
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下あご
の成長をコントロールし、
永久歯が正しく並ぶスペースを確保することを目的とします。
なぜ「床矯正」が小児期に有効なのか
小児期(おおよそ6〜10歳)は、
あごの骨がまだ成長途中でやわらかい時期です。
この時期に床矯正を行うことで、
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あごを自然に広げられる
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歯を抜かずに済む可能性が高まる
-
将来の本格矯正を軽くできる
といったメリットがあります。
大人になってから同じことはできません。
床矯正は、まさに「成長を味方にする治療」です。
床矯正の仕組み
床矯正装置の中央には、
拡大用のネジが組み込まれています。
このネジを、
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1週間に1〜2回
-
専用のキーで少しずつ回す
ことで、
あごの幅を無理なく広げていきます。
急激に動かすことはせず、
成長スピードに合わせてゆっくり進めるのが特徴です。
床矯正で改善が期待できる症状
床矯正は、次のようなケースで特に有効です。
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歯がガタガタに並びそう
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永久歯が生えるスペースが足りない
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前歯が重なっている
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出っ歯になりそう
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受け口の初期段階
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あごが小さいと言われた
早期に行うほど効果が出やすいため、
「少し気になる」段階での相談が重要です。
🟦 床矯正のメリット
✔ 取り外しができる
食事や歯みがきの際は外せるため、
清掃性が高く、虫歯リスクが低い。
✔ 痛みが比較的少ない
ワイヤー矯正に比べ、
痛みや違和感が少ない傾向があります。
✔ 抜歯の可能性を減らせる
あごの成長を促すため、
将来の抜歯矯正を回避できる可能性があります。
✔ 顔立ちのバランスにも良い影響
あごの成長を正しく導くことで、
横顔や口元のバランスが整いやすくなります。
🟥 床矯正の注意点・デメリット
床矯正には、次のような注意点もあります。
▲ 装着時間を守る必要がある
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1日14〜16時間以上の装着が目安
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使用時間が短いと効果が出にくい
→ 保護者の方のサポートが非常に重要です。
▲ すべての症例に適応できるわけではない
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重度の歯列不正
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成長がほぼ終わっている場合
などでは、
床矯正だけでは対応できないことがあります。
床矯正は「第一段階の治療」です
床矯正は、
歯をきれいに並べきる治療ではありません。
目的は、
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あごを正しく成長させる
-
永久歯が並ぶ土台を作る
ことです。
そのため、将来的に
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ワイヤー矯正
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マウスピース矯正
などの 第二段階治療 が必要になる場合もあります。
ただし、その場合でも
治療期間・負担を大きく減らせるのが床矯正の価値です。
大島中央歯科クリニックの床矯正
当院では、
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成長段階を正確に診断
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床矯正が本当に適しているかを判断
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無理な治療は行わない
ことを大切にしています。
「今すぐ始めるべきか」
「まだ様子を見ていいのか」
その判断こそが最も重要です。
まとめ
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床矯正は成長期だからこそできる治療
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あごを広げ、歯並びの土台を作る
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痛みが少なく、取り外し可能
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装着時間の管理が成功のカギ
お子さまの歯並びが気になったら、
まずは早めの相談で方向性を決めていきましょう。






